SZザガートに一目惚れした後は迷わずRZザガートに!!世界限定350台の生産予定でしたが日本バブル崩壊や当時のアルファロメオのお家事情も重なって278台で生産終了。。新車当時の価格は1000万オーバー・・・資料によれば1400万円のプライスタグが。。95年当時お馬さんF355とほぼ同価格!!(驚)でもザガート流のこの斬新なスタイルはまさにアートですね〜
ロッソカラーのザガートオリジナルのシートに身をゆだねてみると???SZより着座位置が高いのかウィンドスクリーンが低いのか・・・それとも座高が高すぎ(笑)フロントスクリーンのトップエンドが視界を妨げます。。しかし、このレザーを惜しみなく使用した粋な内装!!MOMOザガートのステアリング。。90年代の憧れ〜って感じですね(笑)でまたSZとの違いを発見!!RZのインパネはカーボンが貼られてないのです。
どこもかしこもまるでハンドメイド!!思うに最近の自動車がクォリティーばかり追求して無機質になってきたように思えるのは手づくりの温かみが失われたせいでしょうか?レザーとFRPの競演!!GOODですね(笑)
パワーユニットに火をいれるとまさにアルファロメオ!!エンジンは75にも搭載されていた2959cc V型6気筒 12バルブエンジン、75の188bhpに対して最高出力210ps/6200rpm、最大トルク25.0kgm/4500rpmというスペックは当時としては立派なもの。爆発的なパワー感はないもののトルクフルで気持ちのいいエンジン・・トランスアクスルFR特有のバランスのとれたハンドリングはピカイチです!!
16年前・・SZが発表されたのが1989年ですから・・・22年前。。おそらく絶対的なスペックは現代の自動車には敵わないのですが。。。運転していて気持ちいい〜のは何故なんでしょう??? 939スパイダーにもこの気持ちよさがあれば短命で終わらなかったかもしれませんね(涙)
全手動のソフトトップ!!ボディはすべてFRP製ですのでもちろんパネルも・・・電動トップのようにはいきませんがトラブルがないからいいかもと思いきやキャッチのワイヤー制御が電磁式なのでよく壊れます・・(笑)しかし補助ワイヤーが付いているのでご安心を。。
トランクスペースは皆無です!!テンパータイヤと車高調用のポンプが・・・この割り切り感が潔くて素敵です。。
欠点は多いかもしれませんが趣味人を幸せにしてくれる比類なき一台!!イタリアのカロッツェリアは本当に素晴らしいの一言。。
うちの優等生のSZ君と比べると程度はいささか落ちますがネロのボディーカラーにロッソの内装。。なにより屋根が開くことの爽快感!!個性の乏しいハイブリッドにミニバンに飽きたら・・・昔の憧れを今に蘇らせてみるのも一興ではないでしょうか??
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