先日お馬さんの下取車として入庫した二代目SZ君。。世界限定生産1000台の予定でしたが最終的に1036台が生産されたという説が有力です。ベースは当時のツーリングカーレースで活躍した75のV6モデル!!そのバランスのいいシャーシにカロッツエリア・ザガードがオールFRPボディで仕上げたのがES−30ことSZであるわけです。
細かな説明はRZザガートのページを参照頂いて試乗を開始しましょう!!運転席に座ると目にとびこんでくるのはカーボンの貼られたスポーティーなインパネ!!RZではコストダウンのせいなのか貼られていないのですがこれだけで雰囲気がスポーティに感じられるから不思議です。。
昨年から立て続けに縁のあるES−30。。いつものようにセル1発で目覚めるのは当たり前ですね!(笑)最近はRZばかりでしたので着座点が低いSZはES−30本来のドライビングポジションであることを納得させられます。
でシフトレバーをファーストギアーにいれてクラッチミート。。ミートポイントはやや高めかなぁ〜初代RZは限界を越えておりましたのでクラッチアッセンブリー交換しましたがまだもう暫らくは大丈夫。。気持ち良く拭け上るエンジンにあわせてリズミカルにシフトアップ!!やっぱりクローズドボディの有り難さが・・・(現代のレベルからすれば剛性は低いのですが)コーナーのしっかり感はなかなか心地よいです。
75ベースを2シーターに割り切った空間はかなり実用的。これならちょっとした荷物も積んだりできるので普段の足としても使えそう!個性が薄くなった現代では少々オーラがありすぎて目立ってしまうが問題かも。(笑)
しかしいつ乗っても楽しいものは本当に楽しいものです。個人的にはやはりオープンボディのRZのほうが魅力的ですが・・・取り締まりが厳しい現代社会。スローペースで楽しめるエンスー車が80〜90年代の憧れの車達だと思います。いい感じに枯れた感じのスーパーカー!!少し手はかかるかもしれませんが愉しい時間を過せるのではないでしょうか。。
この個体には貴重なシリアルナンバーの入ったパーツリスト、純正レザーケース付の取説、純正革製ボストンバッグ、スペアーキーが付属しております。
最後に名義変更や車検時に確認が必要な車体ナンバーの刻印。リアトランク内スペアータイヤの保管場所の右下側にあるんですね。初代SZ君の名義変更では本当に難儀しました・・・。(笑)
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